AWS Lambdaのタイムアウト・メモリ・実行時間の設定を理解しよう|初心者向けにやさしく解説
生徒
「AWS Lambdaって設定が少なくて便利って聞いたんですが、タイムアウトとかメモリとか、よく分からなくて不安です」
先生
「AWS Lambdaはサーバー管理が不要ですが、タイムアウト・メモリ・実行時間の設定はとても大切です」
生徒
「設定を間違えると、どうなるんですか?」
先生
「処理が途中で止まったり、動作が遅くなったりします。基本から順番に見ていきましょう」
1. AWS Lambdaとは何かをおさらい
AWS Lambda(エーダブリューエス ラムダ)は、プログラムを実行するためのサーバーを自分で用意しなくても使えるクラウドサービスです。イベントが発生したときだけ自動でプログラムが動き、使った分だけ料金が発生します。
この仕組みは「サーバーレス」と呼ばれ、サーバーの起動や停止、管理作業を意識しなくてよいのが特徴です。その一方で、Lambda独自の制限や設定を正しく理解する必要があります。
2. タイムアウト設定とは何か
タイムアウトとは、AWS Lambdaの処理を「何秒まで実行してよいか」を決める設定です。読み方はタイムアウト(タイムアウト)です。
設定した時間を超えると、プログラムが途中で強制的に停止されます。初期設定は3秒で、最大では900秒(15分)まで設定できます。
短い処理なのにタイムアウトが長すぎると、問題に気づきにくくなります。逆に短すぎると、処理が終わる前に止まってしまいます。
3. メモリ設定の意味を理解しよう
メモリとは、プログラムが作業するための作業台のようなものです。読み方はメモリ(メモリ)です。
AWS Lambdaでは、128MBから最大10240MBまでメモリを設定できます。メモリを増やすと、CPU(シーピーユー)の性能も一緒に上がります。
そのため、メモリを多くすると処理が速くなることが多く、結果的に実行時間が短くなり、料金が下がる場合もあります。
4. 実行時間と料金の関係
実行時間とは、AWS Lambdaのプログラムが動いている時間のことです。読み方は実行時間(ジッコウジカン)です。
Lambdaの料金は、実行時間とメモリ量を組み合わせて計算されます。処理が長く続くほど、料金は高くなります。
無駄に長い処理や、不要な待ち時間があると、コストが増えてしまうため注意が必要です。
5. タイムアウトと実行時間の違い
タイムアウトは「ここまでしか動いてはいけない上限時間」、実行時間は「実際に動いた時間」です。
例えば、タイムアウトを10秒に設定していて、処理が2秒で終われば実行時間は2秒です。
もし処理が11秒かかると、10秒の時点で強制終了され、エラーになります。
6. 適切なメモリとタイムアウトの考え方
初心者のうちは「とりあえず最大にする」という設定をしがちですが、これはおすすめできません。
まずは小さめのメモリで動かし、処理が遅い場合に少しずつ増やして調整します。
タイムアウトも、処理内容を見ながら「少し余裕を持たせた時間」に設定すると安心です。
7. よくある設定ミスと注意点
よくある失敗として、タイムアウトが短すぎてエラーになるケースがあります。
また、メモリ不足で処理が極端に遅くなることもあります。
CloudWatch(クラウドウォッチ)のログを確認し、実行時間やエラー内容を確認する習慣をつけましょう。
8. 初心者が意識すべきポイント
AWS Lambdaでは「タイムアウト」「メモリ」「実行時間」の3つが特に重要です。
これらを意識することで、安定した動作と無駄のない料金設定ができます。
難しく考えすぎず、少しずつ設定を変えながら動きを確認することが大切です。