カテゴリ: AWS 更新日: 2025/12/18

AWSのサービスのステータス確認方法(AWS Health Dashboard)

AWSのサービスのステータス確認方法(AWS Health Dashboard)
AWSのサービスのステータス確認方法(AWS Health Dashboard)

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「先生、AWSのサービスが急に使えなくなったんですが、原因がわかりません…。AWSにトラブルが起きてるのか自分のミスか、どうやって確認すればいいですか?」

先生

「それは困りましたね。そんなときに確認したいのが、AWS Health Dashboard(エーダブリューエス ヘルスダッシュボード)です。これは、AWSのサービスが今ちゃんと動いているかをチェックできる便利なページですよ。」

生徒

「へぇー、そんなページがあるんですね!どうやって使えばいいんですか?」

先生

「では、AWS Health Dashboardの使い方やステータスの確認方法を、初心者向けにわかりやすく説明していきますね。」

1. AWS Health Dashboardとは?

1. AWS Health Dashboardとは?
1. AWS Health Dashboardとは?

AWS Health Dashboard(エーダブリューエス ヘルスダッシュボード)とは、AWSのクラウドサービスが正常に動作しているかを確認できる公式のステータス確認ページです。「AWSが落ちているのか」「自分の設定が原因なのか」を切り分けるときに、まず最初に見ておくと安心です。

このダッシュボードでは、世界中のAWSサービスの状態や、いま障害や遅延が発生しているリージョン(地域)があるかを、ほぼリアルタイムで確認できます。表示がシンプルなので、ITに詳しくない人でも状況をつかみやすいのが特徴です。

初心者向けのかんたん例(どんなときに役立つ?)

たとえば「S3にアップロードできない」「EC2に接続できない」といったとき、まずHealth Dashboardで、使っているリージョンのサービスが正常かを見ます。

  • 対象リージョンのEC2が緑(正常) → 自分の設定やネット環境を疑う
  • 対象リージョンのS3に注意・障害表示 → AWS側の影響の可能性が高い

たとえば、Amazon EC2(イーシーツー)やAmazon S3(エススリー)など主要サービスが、特定リージョンで停止していないかが一覧で見られるので、「原因探しの最初の一歩」として覚えておくと便利です。

2. サービスのステータス(読み方:ステータス)とは?

2. サービスのステータス(読み方:ステータス)とは?
2. サービスのステータス(読み方:ステータス)とは?

ステータスとは、サービスが「いまどんな状態か」を表す言葉です。AWSでは、サービスごとに「正常(動作中)」か「異常(障害発生中)」かを、色やアイコンで直感的に表示しています。難しい用語を覚えなくても、まずは見た目で状況をつかめるのがポイントです。

初心者向けのかんたん例(表示の読み取り方)

たとえばHealth Dashboardで、よく見る表示は次のようなイメージです。

  • 緑(正常)→ そのサービスは問題なく動いている可能性が高い
  • 黄色(注意)→ 一部の機能で遅延や影響が出ていることがある
  • 赤(障害)→ 障害が発生していて、使えない・つながりにくいことがある

このステータス情報を見ることで、「自分の設定ミスではなく、AWS側でトラブルが起きている」と判断しやすくなります。逆に、ステータスが正常なら、アクセス権限やネットワーク設定など別の原因を落ち着いて確認できます。

3. AWS Health Dashboardの見方と使い方

3. AWS Health Dashboardの見方と使い方
3. AWS Health Dashboardの見方と使い方

以下の手順でAWS Health Dashboardを使ってみましょう。ポイントは「まず自分が使っているリージョン」と「該当サービス名」を探して、色(ステータス)を確認することです。慣れると、トラブル時の状況確認がかなり早くなります。

  1. インターネットで「AWS Health Dashboard」にアクセスします。
  2. 画面には、世界中のリージョンとサービスの一覧が表示されます。
  3. 緑色の丸は「正常」、黄色や赤色のマークは「一部問題あり」や「障害中」を表します。
  4. サービス名をクリックすると、詳細情報や開始時刻、影響範囲などが確認できます。
初心者向けのかんたんサンプル(見る順番のコツ)

「EC2が動かないかも?」と思ったら、次の順番で見ると迷いにくいです。

  • ① 自分のリージョン(例:東京)を探す
  • ② サービス名(例:Amazon EC2)を探す
  • ③ 緑・黄色・赤のどれかを確認する
  • ④ 黄色や赤なら、詳細を開いて内容を読む

パソコンに慣れていない人でも、色分けで大まかな状況がすぐ分かるので安心です。まずは「どこを見るか」だけ覚えておくと、いざというとき落ち着いて確認できます。

4. サービス障害と自分の設定ミスの見分け方

4. サービス障害と自分の設定ミスの見分け方
4. サービス障害と自分の設定ミスの見分け方

たとえば、EC2に接続できないとき、「自分の操作ミスか?」「AWS側の問題か?」と迷うことがありますよね。

そのときにまずHealth Dashboardで、使っているリージョンのEC2サービスが正常かを確認します。もし正常であれば、自分の設定を見直しましょう。逆に、障害マークが出ていれば、AWS側の問題なので待つしかありません。

5. Personal Health Dashboardとの違い

5. Personal Health Dashboardとの違い
5. Personal Health Dashboardとの違い

AWSには「Personal Health Dashboard(パーソナル ヘルスダッシュボード)」という似た名前の機能もあります。

これは、自分のAWSアカウントで使っているリソースにだけ影響がある障害を通知してくれるページです。ログインが必要ですが、特定のトラブルを早く知るのに便利です。

一方で、この記事で紹介している「Public Health Dashboard(パブリック ヘルスダッシュボード)」は、誰でも見られる公開ページで、全体の状況がわかります。

6. トラブル時にすぐ見る習慣をつけよう

6. トラブル時にすぐ見る習慣をつけよう
6. トラブル時にすぐ見る習慣をつけよう

AWSを使っていて「急に動かない」「いつも通りにならない」と感じたら、まずHealth Dashboardを開く習慣をつけましょう。

自分ではどうしようもないときもありますが、原因を正しく知ることで、無駄に設定をいじったり焦ったりせずに済みます。

とくに、初心者のうちはAWS側の問題にも気づきにくいので、トラブル時の第一歩としてこのダッシュボードを活用してください。

まとめ

まとめ
まとめ

ここまで、AWSのサービスの状態を確認できるAWS Health Dashboardのしくみや活用方法について、さまざまな角度からふりかえりました。あらためて整理すると、AWSを日常的に使ううえで、サービスの安定性や動作状況を把握することは欠かせない作業であり、特に初心者がつまずきやすい「設定ミスなのかサービス側の障害なのか」という判断に大きな助けとなります。AWSのクラウド環境は世界規模で動き続けていますが、同時にリージョンごとに異なる状況が発生することがあり、問題が起きた際にはまずどの地域でどのサービスがどのような状態なのかを確認することが重要です。 AWS Health Dashboardでは、色分けによる視覚的な案内が行われており、緑色は正常、黄色は注意、赤色は障害といった明確な区別があるため、専門用語に慣れていない人でも直感的に理解できます。また、サービス名をクリックすると詳細情報を開くことができ、発生時刻、影響範囲、継続時間、関連するアラートなどを確認しながら原因判断が行えます。 さらに、Public Health DashboardとPersonal Health Dashboardには明確な役割の違いがある点も大切なポイントです。Publicは全体状況、Personalは自分のアカウントに関連する個別状況と考えると整理しやすく、特に運用管理を行う場面では両方を状況に応じて使い分けることが求められます。日常的な運用ではPublic Health Dashboardを開き、障害が疑われる場合にはPersonal Health Dashboardで自分のリソースに紐づく通知を確認する、という流れを身につけると、確実に対応の質が向上します。 また、AWSを扱ううえではエラーや接続不可の原因を早く切り分けることが、作業効率の向上につながります。AWS側の問題であれば無理に設定を変更する必要はなく、落ち着いて復旧状況を待つことができますし、自分の操作や設定が原因であれば素早く調べ直すことができます。この「判断の早さ」は、クラウド運用の現場では非常に大きな意味を持ちます。 こうした背景をふまえ、AWSを学ぶ人にとってHealth Dashboardを習慣化することは大きな成長ポイントになります。実務でも趣味開発でも、サービスが不安定に感じたときはまず状態を見るという流れを身につけることで、無駄な作業時間を減らし、トラブルに強い環境づくりが可能になります。下記には記事の構成と同じようなタグを使ったサンプルコード例も掲載しています。

サンプルプログラム(例)

AWSサービス状態確認サンプル

AWSサービス状態確認サンプル
AWSサービス状態確認サンプル

AWSのステータス確認を自動化する場合の簡易チェック例です。

import boto3

def check_ec2_status(region):
    client = boto3.client("ec2", region_name=region)
    try:
        response = client.describe_instance_status()
        return "正常", response
    except Exception as e:
        return "異常", str(e)

status, detail = check_ec2_status("ap-northeast-1")
print(status)
先生と生徒の振り返り会話

生徒
「きょうの内容で、AWSのトラブルが起きたときにどうすればよいのか、なんとなく分かってきました。まずHealth Dashboardを見ればいいっていうのが安心できました。」

先生
「そうですね。クラウドの世界では、設定ミスとサービス障害の切り分けがとても大事です。まず状態を落ち着いて確認すれば、次にやるべき行動が見えてきますから。」

生徒
「PublicとPersonalの違いもわかってよかったです。両方見ることで原因がよりはっきりするんですね。」

先生
「はい、その通りです。運用に慣れてくると、その違いが作業効率にしっかり影響してきますよ。これからAWSを扱うときは、まず状態確認を習慣にしていきましょう。」

この記事を読んだ人からの質問

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プログラミング初心者からのよくある疑問/質問を解決します

AWS Health Dashboardとは何ですか?

AWS Health Dashboardとは、AWSが提供するクラウドサービスの現在の動作状況を確認できる公式のステータスページです。世界中のAWSサービスの状態をリアルタイムで把握でき、障害発生時にも迅速に確認することができます。
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