カテゴリ: AWS 更新日: 2025/11/20

AWS PrivateLinkとSecurity Group設定のポイントを徹底解説!初心者でもわかるセキュアなサービス接続

AWS PrivateLinkとSecurity Group設定のポイント
AWS PrivateLinkとSecurity Group設定のポイント

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「AWSプライベートリンクってセキュリティに強いって聞いたんですけど、セキュリティグループの設定はどうすればいいんですか?」

先生

「いいところに気づいたね。AWS PrivateLink(プライベートリンク)は、安全にサービス間通信を行うための仕組みなんだ。セキュリティグループの設定も大事なポイントだから、順番に説明していこう!」

生徒

「なるほど、よろしくお願いします!」

1. AWS PrivateLink(プライベートリンク)とは?

1. AWS PrivateLink(プライベートリンク)とは?
1. AWS PrivateLink(プライベートリンク)とは?

AWS PrivateLinkは、AWS(エーダブリューエス)環境内でセキュアにサービスを接続するための仕組みです。読み方はプライベートリンクで、VPC(ブイピーシー)同士をインターネットを介さずに接続できるのが特徴です。

一般的な接続方法では、サービス間通信にインターネットゲートウェイやNAT Gatewayが必要でしたが、PrivateLinkを使うと、プライベートIPアドレスだけでやり取りできるため、外部からの不正アクセスリスクが大幅に減ります。

特に、金融・医療・社内業務などセキュリティ要件が厳しいシステムでは、PrivateLinkは重要な選択肢となります。

2. PrivateLinkの基本構成

2. PrivateLinkの基本構成
2. PrivateLinkの基本構成

AWS PrivateLinkの基本構成は、次の3つの要素で成り立っています。

  • サービスプロバイダ(サービスを提供する側)
  • サービスコンシューマ(サービスを利用する側)
  • エンドポイント(VPC Endpoint)

サービスプロバイダがNetwork Load Balancer(ネットワークロードバランサー)を使ってサービスを公開し、サービスコンシューマがそのサービスへPrivateLink経由で接続する形です。

3. セキュリティグループ(Security Group)とは?

3. セキュリティグループ(Security Group)とは?
3. セキュリティグループ(Security Group)とは?

Security Group(セキュリティグループ)は、読み方はセキュリティグループで、仮想ファイアウォールのような役割をする機能です。EC2(イーシーツー)やRDS(アールディーエス)などに対して、どのIPやポートからの通信を許可するかを制御できます。

PrivateLinkを利用する際にも、このセキュリティグループ設定が重要になります。

4. PrivateLinkでのSecurity Group設定のポイント

4. PrivateLinkでのSecurity Group設定のポイント
4. PrivateLinkでのSecurity Group設定のポイント

PrivateLinkを利用する場合、次の点に注意してSecurity Groupを設定しましょう。

4-1. 通信方向を理解する

PrivateLinkの通信は、サービスコンシューマからサービスプロバイダへの一方向通信です。つまり、アクセスを受ける側(プロバイダ側)のセキュリティグループが適切に設定されていないと、通信は通りません。

4-2. サービスプロバイダ側のSecurity Groupに注意

サービスプロバイダ側では、Network Load Balancerの背後にあるサービス(EC2など)のセキュリティグループに、PrivateLink経由のIPレンジVPCエンドポイントのセキュリティグループIDを許可する必要があります。

例えば、tcp 443(HTTPS)で通信する場合、受け入れ側のSecurity Groupでそのポートのインバウンド許可が必要です。

4-3. コンシューマ側はSecurity Groupを設定しなくてもOK?

コンシューマ(利用者)側のSecurity Groupは、通常のインスタンスが外部にアクセスするときと同様の扱いになります。PrivateLinkではインターネットを通らないため、アウトバウンド通信が許可されていれば問題ありません

4-4. 接続確認のための疎通テストも重要

設定後は、telnetcurlなどのツールでPrivateLink接続が成功しているかを確認しましょう。Security Groupの設定ミスがあると、接続エラーになります。

5. VPC Endpointのタイプに注意

5. VPC Endpointのタイプに注意
5. VPC Endpointのタイプに注意

PrivateLinkで使用するVPCエンドポイントは、Interface型です。これはElastic Network Interface(ENI:イーエヌアイ)として、指定したサブネットに作成されます。

そのため、エンドポイントの配置先サブネットが、適切なルートテーブルやセキュリティ設定を持っていることも確認しましょう。

6. DNSの自動解決とセキュリティ

6. DNSの自動解決とセキュリティ
6. DNSの自動解決とセキュリティ

PrivateLinkでは、サービス名に対してDNS名が自動生成されます。これを使えば、通常のFQDN(エフキューディーエヌ:完全修飾ドメイン名)でアクセスできるため、特別な設定なしに通信可能です。

ただし、DNSの解決先を正しく確認しないと、意図しない接続が行われるリスクもあるため、DNSホストゾーンの設定やVPCのDNS有効化もチェックポイントになります。

7. セキュリティ強化のための補足設定

7. セキュリティ強化のための補足設定
7. セキュリティ強化のための補足設定
  • Security Groupには、最小限の許可ルールだけを設定
  • ログ確認のためにVPC Flow Logs(フローログ)を有効化
  • CloudWatch Logsで疎通状況を可視化

これらの設定を行うことで、PrivateLinkの通信をよりセキュアに監視できます。

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