カテゴリ: AWS 更新日: 2025/09/01

AWS Route 53のALIASレコードとAレコードの違いをやさしく解説

AWS Route 53のALIASレコードとAレコードの違い
AWS Route 53のALIASレコードとAレコードの違い

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「AWSのルート53って聞いたんですけど、エーって書くAレコードと、エイリアスっていうALIASレコードって何が違うんですか?」

先生

「良いポイントに気づきましたね。AWS(エーダブリューエス)のRoute 53(ルートゴジュウサン)は、ドメイン名とIPアドレスをつなぐ仕組みです。その中でもAレコードとALIASレコードはとてもよく使われる設定です。」

生徒

「なんとなく難しそうですけど、初心者にもわかるように教えてもらえますか?」

先生

「もちろんです。それぞれの違いや使い方をやさしく解説していきましょう。」

1. AWS Route 53とは?

1. AWS Route 53とは?
1. AWS Route 53とは?

AWS(エーダブリューエス)のRoute 53(ルートゴジュウサン)は、DNS(ディーエヌエス:ドメインネームシステム)のサービスです。DNSとは、インターネット上でドメイン名とIPアドレスを結びつける仕組みのことで、たとえば「example.com」を使ってサーバーの場所(IPアドレス)を教えてくれます。

Route 53は、Amazon(アマゾン)が提供しているクラウド型のDNSサービスで、信頼性(しんらいせい)や高速性(こうそくせい)に優れていることで知られています。初心者でもAWSの管理画面から簡単に設定できるのが魅力です。

2. Aレコードとは?読み方と基本の意味

2. Aレコードとは?読み方と基本の意味
2. Aレコードとは?読み方と基本の意味

Aレコードは、「エーレコード」と読みます。DNSの中で最も基本的なレコードのひとつで、ドメイン名とIPアドレス(IPv4アドレス)を直接つなぐ役割をします。

例えば、「example.com」というドメイン名を、サーバーのIPアドレス「192.0.2.1」に結びつけるには、Aレコードを使います。

このAレコードは、AWS Route 53に限らず、どのDNSサービスでも使われる基本的な設定項目です。

3. ALIASレコードとは?読み方とRoute 53だけの特別なレコード

3. ALIASレコードとは?読み方とRoute 53だけの特別なレコード
3. ALIASレコードとは?読み方とRoute 53だけの特別なレコード

ALIASレコードは、「エイリアスレコード」と読みます。エイリアスというのは「別名(べつめい)」という意味です。ALIASレコードは、AWS Route 53独自のレコード形式で、Aレコードと似た働きをしますが、主にAWSのリソースとドメイン名を結びつけるときに使われます。

たとえば、ALB(アプリケーションロードバランサー)やCloudFront(クラウドフロント)、S3(エススリー)の静的ウェブサイトホスティングなど、AWSが提供するサービスにドメイン名を割り当てたいときに、ALIASレコードを使います。

ALIASレコードは内部的にIPアドレスを解決してくれるため、管理がとてもラクになります。

4. AレコードとALIASレコードの違いとは?

4. AレコードとALIASレコードの違いとは?
4. AレコードとALIASレコードの違いとは?

AレコードとALIASレコードは、どちらも「ドメイン名を何かに結びつける」役割を持ちますが、使い方や対象が異なります。

  • Aレコード:直接、IPアドレスに結びつける。例:「example.com → 192.0.2.1」
  • ALIASレコード:別のAWSリソース(ロードバランサーやCloudFrontなど)に結びつける。IPアドレスではなく、名前(FQDN)に対応。

ALIASレコードは、実際にはAレコードのように機能しますが、裏では名前を解決してくれるという便利な仕組みになっています。

5. 初心者におすすめの使い分け方法

5. 初心者におすすめの使い分け方法
5. 初心者におすすめの使い分け方法

どちらを使えばよいか迷ったときは、以下のように考えるとわかりやすいです。

  • 自分のサーバーのIPアドレスを持っている → Aレコードを使う
  • AWSのサービス(ALB、CloudFront、S3など)と結びつけたい → ALIASレコードを使う

ALIASレコードは、Aレコードのように動きつつ、AWSサービスの変更にも自動で対応してくれるので、特に初心者にとっては便利な選択肢です。

6. 実際の例え話で理解しよう

6. 実際の例え話で理解しよう
6. 実際の例え話で理解しよう

ドメイン名は「人の名前」、IPアドレスは「住所」だとすると、Aレコードは「名前から住所を直接教えるメモ帳」です。一方、ALIASレコードは「名前から会社名を通して住所を教えてもらう電話帳」のようなものです。

会社(AWSサービス)の場所が変わっても、ALIASレコードを使っていれば自動で最新の住所に案内してくれます。

7. なぜAWSではALIASレコードが便利なのか?

7. なぜAWSではALIASレコードが便利なのか?
7. なぜAWSではALIASレコードが便利なのか?

通常、DNSのルールでは、ルートドメイン(example.comなど)にはCNAME(シーネーム)レコードを使えません。しかし、ALIASレコードを使えば、CNAMEのような働きをしながらも、ルートドメインに設定できるのです。

そのため、「www.example.com」だけでなく、「example.com」本体にAWSのサービスを割り当てたいときにも、ALIASレコードはとても便利です。

8. まとめ:ALIASレコードとAレコードを正しく選ぼう

8. まとめ:ALIASレコードとAレコードを正しく選ぼう
8. まとめ:ALIASレコードとAレコードを正しく選ぼう

ALIASレコードとAレコードの違いを理解しておくことで、AWS Route 53を使ったドメイン設定がグッとやさしくなります。特にAWSサービスと連携させたい場合は、ALIASレコードを使うと便利です。

Route 53を使いこなせると、自分のホームページやサービスを世界中に安定して公開できるようになりますよ。

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