AWS RDSインスタンスの作成方法(基本設定)を初心者向けに丁寧解説!
生徒
「先生、AWS RDS(エーダブリューエス アールディーエス)でデータベースを作るにはどうしたらいいですか?」
先生
「マウスを数回クリックするだけで、データベースインスタンスを簡単に作成できますよ!今回は基本設定をわかりやすく説明しますね。」
生徒
「初心者でも大丈夫ですか?」
先生
「もちろんです。画面上の項目を見ながら、一緒に進めていきましょう!」
1. AWS RDSとは?インスタンス作成の前におさらい
AWS RDSは、データを表形式で管理するリレーショナルデータベース(リレーショナル データベース)をクラウド上で使えるサービスです。インスタンスとは、実際に動くデータベースのことを指します。
初心者でも、クリックだけでMySQL(マイエスキューエル)やPostgreSQL(ポストグレスキューエル)などがすぐに準備できるのが魅力です。
2. インスタンス作成の準備とログイン
まず、AWSマネジメントコンソール(エーダブリューエス マネジメント コンソール)にログインしましょう。次に、サービス一覧から「RDS」を選びます。
ここまでできれば、インスタンス作成の準備は完了です。
3. データベースの種類とエディション選択
「データベースを作成」ボタンを押したら、まず使いたいデータベースの種類を選べます。初心者には以下がおすすめです:
- MySQL:無料で使いやすい人気のエンジン
- PostgreSQL:無料で機能が豊富
- Aurora MySQL互換:高速でスケールしやすい
用途に応じて選びましょう。
4. インスタンスクラス(スペック)の選び方
次に、インスタンスクラス(インスタンス クラス)と呼ばれるCPUやメモリ(記憶装置)の量を選びます。
初心者の場合は、最初はt3.microのような無料枠対象の小さいスペックから始めると使いやすいです。
5. ストレージ(容量)の設定
次に、データの保存容量を決めます。例として20GBくらいから始めるのがおすすめです。後からでも増やせます。
ストレージタイプは「汎用SSD(gp3)」を選べば、高速性とコストのバランスがよいです。
6. ネットワークとアクセス設定
インスタンスをどこから使えるかを決めるために、VPC(ブイピーシー)と呼ばれるネットワークや、サブネット、パブリックアクセスの設定を行います。
初心者は「パブリックアクセスを有効にする」を選ぶと、インターネット経由で接続しやすくなります。
7. マスターIDとパスワードの設定
次に、データベースにログインするためのマスターユーザー名とパスワードを入力します。忘れないようにメモしてくださいね。
8. バックアップと可用性設定
自動でデータを守るため、自動バックアップの保持期間を設定します。デフォルトで7日になっていて初心者にはじゅうぶんです。
さらに、障害時に自動で復旧するマルチAZ配置(マルチエーゼットハイチ)も後から必要に応じて設定できます。
9. 最終確認してインスタンス作成
最後に、選んだ設定が正しいかを確認し「作成」ボタンをクリックしましょう。これでインスタンスが作られます。
作成中はステータスが「作成中」と表示され、数分後に「利用可能」になります。
10. 作成後にやること
利用可能になったら、エンドポイント(エンドポイント)と呼ばれる接続先URLをコピーし、専用ソフトやMySQL Workbenchなどでログインしてみましょう。
接続できれば、テーブル作成やデータ登録ができるようになります。
まとめ
ここまで、AWSのRDSインスタンスを作成する流れをひとつずつ確認しながら進めてきました。あらためて振り返ってみると、データベースという言葉に難しい印象を抱いていた初心者でも、項目ごとに見ていけば意外と手順がシンプルであることに気づけたはずです。とくに、AWSマネジメントコンソールの画面に沿って操作を進めるだけで、MySQLやPostgreSQLのような人気のリレーショナルデータベースをすぐに立ち上げられる点は、多くの学習者や開発者にとって心強いポイントになります。 さらに、インスタンスクラスやストレージの設定は、最初は深く考えなくてもよく、必要に応じて徐々に調整していけばよいという柔軟さがあります。これにより、最初は小さな構成からはじめて、サービスの規模が拡大したときに性能を高めていく運用スタイルが可能になります。 また、ネットワーク関連の設定では、VPCやサブネット、パブリックアクセスの有効化など、RDSを取り巻く環境構成の基礎も自然と理解できます。これらの設定は最初は複雑に見えるものの、実際に触れてみると「データベースにどこから接続できるか」を決める重要な部分であり、安全性と利便性のバランスを考えるうえでとても大切になります。 さらに、バックアップや可用性設定のような運用面の機能も備わっているため、RDSは単なるデータ保存場所ではなく、トラブルからデータを守る信頼性の高い仕組みであることがわかります。自動バックアップの保持期間やマルチAZ構成などを適切に設定しておくことで、障害が起きたときでも素早く復旧できる環境が整います。 最終的にインスタンスを「作成」すると、RDSのエンドポイントが発行され、あとはクライアントツールを使って接続すれば、テーブル作成やデータ登録など実際の操作に進めるようになります。クラウド上でデータベースが動作しているという実感を得られる瞬間は、多くの学習者にとって大きな達成感につながるでしょう。 今回の流れを理解しておけば、ほかのデータベースエンジンを選ぶ場合でも基本的な操作や構造は同じなので応用がしやすくなります。クラウド環境でのデータベース運用に少しずつ慣れていくことで、よりスケーラブルで強固なアプリケーション構築にも挑戦できるようになるはずです。
サンプル設定コード(RDS接続例)
以下は、作成したRDSインスタンスへ接続する際の設定例です。ここではPythonの接続サンプルを示しています。
import mysql.connector
connection = mysql.connector.connect(
host="rds-example-endpoint.amazonaws.com",
user="masteruser",
password="yourpassword",
database="sampledb"
)
cursor = connection.cursor()
cursor.execute("SELECT * FROM users;")
result = cursor.fetchall()
for row in result:
print(row)
cursor.close()
connection.close()
また、Linux環境からRDSに接続する場合のコマンド例も以下のように確認できます。
mysql -h rds-example-endpoint.amazonaws.com -u masteruser -p
Enter password:
Welcome to the MySQL monitor. Commands end with ; or \g.
Type 'help;' or '\h' for help.
Your MySQL connection id is 12345
生徒
「先生、RDSのインスタンスって設定が多いように見えたけど、意外と一つずつ見ていけば難しくなかったです。」
先生
「そのとおりです。RDSは最初に全体像をつかむとスムーズに理解が深まります。特にインスタンスクラスやストレージの選択は自由度が高いので、用途に合わせて調整できるのが便利ですね。」
生徒
「ネットワーク設定も最初は難しそうだったけれど、意味が分かるとすごく大事なんだと感じました。パブリックアクセスとかVPCの役割も理解しやすかったです。」
先生
「うん、その理解はとても大切です。安全にアクセスするための基礎ですし、実務でも必ず役立ちますよ。」
生徒
「エンドポイントを使って実際に接続できるようになると、一気にクラウドのデータベースが身近に感じますね!」
先生
「その調子です。今回の流れを覚えておけば、今後どんなアプリケーションを作るときでも役に立ちますよ。」