カテゴリ: AWS 更新日: 2026/03/07

AWS Shieldの課金体系とコスト対策を徹底解説!初心者でもわかるDDoS対策の料金構造

AWS Shieldの課金体系とコスト対策
AWS Shieldの課金体系とコスト対策

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「AWSのDDoS対策に使うAWS Shieldって、料金はどうなっているんですか?高そうで心配です…」

先生

「とても良い視点ですね。AWS Shieldには無料で使えるものと有料のプランがあって、実は意外とコストを抑える方法もあるんです。」

生徒

「えっ、無料でもDDoS攻撃から守れるんですか?」

先生

「そうなんですよ。では、AWS Shieldの課金体系とコスト対策について、わかりやすく説明していきましょう。」

1. AWS Shieldとは?

1. AWS Shieldとは?
1. AWS Shieldとは?

AWS Shieldは、読み方はAWS Shield(エーダブリューエス シールド)という、分散型サービス妨害攻撃(DDoS)からクラウド上のアプリケーションを守るためのDDoS対策サービスです。DDoSとは、大量のアクセスでサーバーを停止させる攻撃のことです。

AWS Shieldは、世界中のデータセンターと連携し、大規模なDDoS攻撃に対してリアルタイムで防御します。

2. AWS Shieldのプランは2種類

2. AWS Shieldのプランは2種類
2. AWS Shieldのプランは2種類

AWS Shieldには、次の2つのプランがあります。

  • AWS Shield Standard(スタンダード):無料で利用可能
  • AWS Shield Advanced(アドバンスト):月額料金あり

まずは、それぞれの違いを解説していきます。

3. AWS Shield Standardは完全無料!

3. AWS Shield Standardは完全無料!
3. AWS Shield Standardは完全無料!

スタンダードプランは、読み方はStandard(スタンダード)という、無料で提供されているDDoS防御機能です。

AWSが提供するすべてのサービス(EC2やElastic Load Balancing、CloudFrontなど)に自動で適用され、事前設定は必要ありません。

例えば、DDoS攻撃で通信量が急増しても、AWSのインフラ全体で吸収してくれるため、初心者でも簡単に使えます。

4. AWS Shield Advancedの課金体系

4. AWS Shield Advancedの課金体系
4. AWS Shield Advancedの課金体系

一方で、より高度な防御を求める場合は、有料のAWS Shield Advancedを利用します。

Shield Advancedの料金体系は次のとおりです。

  • 基本料金:1つのアカウントあたり月額3,000ドル(約45万円)
  • 保護リソース単位で課金されることはない

この料金は少し高く感じるかもしれませんが、専門家による24時間365日のサポートや、攻撃時の自動アラート・通知料金補償制度(保護クレジット)などが含まれています。

特に大規模なWebサービスやEコマースサイトでは、ビジネス損失を防ぐための保険的な役割として重要です。

5. AWS Shield Advancedの料金補償とは?

5. AWS Shield Advancedの料金補償とは?
5. AWS Shield Advancedの料金補償とは?

AWS Shield Advancedには、DDoS攻撃によるコストの補償制度があります。これは、DDoS攻撃によって増加したAWSリソースの料金を払い戻してくれる仕組みです。

たとえば、攻撃によりCloudFrontやElastic Load Balancingのデータ転送量が急増し、請求が高額になった場合でも、申請することで補填されることがあります。

この制度はDDoSコスト保護(DDoS Cost Protection)と呼ばれ、Shield Advancedの大きなメリットです。

6. コストを抑えるための具体的な対策

6. コストを抑えるための具体的な対策
6. コストを抑えるための具体的な対策

ここでは、AWS Shieldを利用しつつコストを抑えるためのポイントを紹介します。

  • まずはShield Standardで様子を見る
    ほとんどの中小規模サイトでは、Shield Standardで十分な防御ができます。
  • CloudFrontなどのCDNと組み合わせる
    AWSのCDNであるCloudFrontと併用すると、DDoS攻撃の影響をさらに減らせます。
  • WAF(Web Application Firewall)との併用
    読み方はWAF(ワフ)という。AWS WAFと連携することで、アプリケーション層の攻撃も防ぎつつ、Shield Advancedの機能を補完できます。
  • 必要なときだけShield Advancedを使う
    キャンペーン中など、一時的に攻撃リスクが高まる時期だけShield Advancedを契約するのも一つの方法です。

7. AWS Shieldの課金に関する注意点

7. AWS Shieldの課金に関する注意点
7. AWS Shieldの課金に関する注意点

最後に、課金に関して特に気をつけておきたいポイントをまとめます。

  • Shield Standardは無料でも、自動適用される
  • Shield Advancedは手動で有効化が必要
  • 月額3,000ドルは日割りされないため、契約した瞬間に1か月分が課金されます
  • 契約解除しないと翌月も自動継続される点に注意しましょう

Shield Advancedを有効化したまま忘れて放置すると、高額な費用がかかることになるので、運用ルールをしっかり決めておくことが重要です。

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