カテゴリ: AWS 更新日: 2026/01/01

AWS Global Acceleratorのリスナーとエンドポイントグループの構成方法【初心者向け解説】

AWS Global Acceleratorのリスナーとエンドポイントグループの構成方法
AWS Global Acceleratorのリスナーとエンドポイントグループの構成方法

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「AWS Global Acceleratorって、アクセラレーターを作った後は何をすればいいんですか?」

先生

「とても大切なポイントですね。アクセラレーターを作成したら、次はリスナーとエンドポイントグループの設定を行います。」

生徒

「リスナー?エンドポイントグループ?なんだか難しそう…」

先生

「大丈夫。初心者でもわかるように、リスナーとエンドポイントグループの意味と構成方法を丁寧に説明していきましょう!」

1. リスナーとは?読み方と意味を解説

1. リスナーとは?読み方と意味を解説
1. リスナーとは?読み方と意味を解説

リスナー(Listener)の読み方はリスナーです。直訳すると「聞く人」という意味ですが、 AWS Global Acceleratorでは、「通信を受け付ける窓口」のことを指します。

例えば、誰かがWebサイトにアクセスするとき、リスナーがそのアクセスを最初に受け取り、 どのルートに流すかを判断してくれます。通信の入口とも言えますね。

リスナーでは、ポート番号(例:80や443)や、使うプロトコル(例:TCP)などを指定します。

2. エンドポイントグループとは?読み方と意味

2. エンドポイントグループとは?読み方と意味
2. エンドポイントグループとは?読み方と意味

エンドポイントグループ(Endpoint Group)の読み方はエンドポイントグループです。 エンドポイントとは「通信の接続先」、グループは「まとめ」という意味です。

簡単に言えば、アクセスを届ける先をまとめておく場所です。たとえば、日本の東京リージョンのEC2(イーシーツー)や、 アメリカのロードバランサーなど、複数の接続先を一つのグループにして管理できます。

このグループはリージョン(地理的な場所)ごとに作成され、接続先の状態や重みづけなども設定できます。

3. リスナーとエンドポイントグループの関係

3. リスナーとエンドポイントグループの関係
3. リスナーとエンドポイントグループの関係

リスナーとエンドポイントグループはセットで使われる仕組みです。 まずリスナーが通信を受け取り、その後、エンドポイントグループに振り分けられます。

例えるなら、リスナーは「受付窓口」、エンドポイントグループは「担当部署」のようなイメージです。 窓口で内容を聞いて、適切な部署に案内してくれるのです。

4. リスナーの構成方法(初心者向け手順)

4. リスナーの構成方法(初心者向け手順)
4. リスナーの構成方法(初心者向け手順)
  1. ① Global Acceleratorの画面を開きます。
  2. ② 作成済みのアクセラレーターを選択します。
  3. ③ 「Add listener(リスナー追加)」をクリックします。
  4. ④ ポート番号を設定(例:80や443)
  5. ⑤ プロトコルを選択(通常はTCP)
  6. ⑥ Client affinity(クライアント・アフィニティ)の設定をします(基本はNoneでOK)
  7. ⑦ 最後に「Create listener(作成)」をクリック

これでリスナーの設定は完了です。

5. エンドポイントグループの構成方法(初心者向け手順)

5. エンドポイントグループの構成方法(初心者向け手順)
5. エンドポイントグループの構成方法(初心者向け手順)
  1. ① リスナー設定完了後、「Add endpoint group」をクリック
  2. ② リージョンを選択(例:ap-northeast-1は東京)
  3. ③ トラフィックダイヤル(通信の重み)を調整(最初は100%でOK)
  4. ④ エンドポイントを追加(EC2、ロードバランサーなどを選択)
  5. ⑤ 健康チェックの設定(間隔やしきい値など)
  6. ⑥ 最後に「Create endpoint group(作成)」をクリック

これでエンドポイントグループも完成です。

6. 設定後にできること・使い道

6. 設定後にできること・使い道
6. 設定後にできること・使い道

リスナーとエンドポイントグループを構成することで、世界中からの通信を安定して素早く届ける仕組みが完成します。

例えば、東京のユーザーは東京リージョンに、アメリカのユーザーはアメリカの接続先に、自動的に振り分けられます。 これにより、遅延を減らし、高速なサービス提供が可能になります。

初心者でも、この設定さえできれば、グローバルに対応した通信環境を構築できます。

まとめ

まとめ
まとめ

AWS Global Acceleratorの全体像を振り返る

ここまで、AWS Global Acceleratorにおけるリスナーとエンドポイントグループの構成方法について、 初心者向けに一つひとつ丁寧に解説してきました。AWS Global Acceleratorは、世界中のユーザーからのアクセスを 最適なリージョンへ高速かつ安定して届けるためのサービスです。その中心となるのが、 リスナーとエンドポイントグループの設定です。

リスナーは通信の入り口としてポート番号やプロトコルを定義し、 エンドポイントグループは実際の接続先となるEC2やロードバランサーをまとめて管理します。 この二つを正しく構成することで、グローバルなトラフィック制御や可用性の高いシステム構築が可能になります。

リスナー設定で理解しておきたいポイント

リスナーの設定では、TCPやUDPといったプロトコルの選択、80番や443番などのポート指定が重要になります。 特にWebサービスを運用する場合は、HTTPS通信を意識した443番ポートの設定がよく使われます。 また、クライアントアフィニティの有無によって、同じユーザーを同一エンドポイントに誘導するかどうかも制御できます。

エンドポイントグループでできる高度な制御

エンドポイントグループでは、リージョン単位でトラフィックの振り分けや健康チェックの設定が行えます。 東京リージョンやバージニアリージョンなど、地理的に分散した構成を取ることで、 障害時の自動切り替えや遅延の少ない通信を実現できます。 トラフィックダイヤルを調整すれば、段階的な移行や負荷分散も簡単に行えます。

設定イメージを確認するサンプル

実際の設定内容を整理するために、設定内容をテキストとしてまとめると、理解がより深まります。


Listener:
  Protocol: TCP
  Port: 443

EndpointGroup:
  Region: ap-northeast-1
  TrafficDial: 100
  Endpoint: Application Load Balancer

このように整理して考えることで、AWS Global Acceleratorの構成要素が視覚的にも把握しやすくなります。 実際のAWSマネジメントコンソール操作と合わせて理解すると、設定ミスも防ぎやすくなります。

先生と生徒の振り返り会話

生徒

「最初はリスナーやエンドポイントグループの言葉の意味が分からなかったけど、 通信の入口と接続先って考えると分かりやすくなりました。」

先生

「とても良い理解ですね。AWS Global Acceleratorは仕組みをイメージできるようになると、 設定作業もスムーズに進められます。」

生徒

「リージョンごとにエンドポイントグループを作ることで、 世界中のユーザーに高速で安定したアクセスを提供できるのがすごいと思いました。」

先生

「その通りです。AWS Global Acceleratorはグローバルサービスを運用するうえで、 非常に心強いサービスです。今回学んだリスナーとエンドポイントグループの基本は、 実務でも必ず役に立ちますよ。」

生徒

「これでAWS Global Acceleratorの構成が自分でも説明できそうです。 次は実際に設定して動きを確認してみたいです。」

先生

「ぜひ挑戦してください。理解して設定し、動作を確認することで、 クラウド技術の知識は確実に身についていきます。」

この記事を読んだ人からの質問

この記事を読んだ人からの質問
この記事を読んだ人からの質問

プログラミング初心者からのよくある疑問/質問を解決します

AWS Global Acceleratorのリスナーって何ですか?初心者にもわかる意味を教えてください。

AWS Global Acceleratorにおけるリスナーとは、通信を最初に受け付ける「窓口」の役割を果たすものです。Webサイトへのアクセスを最初に受け取り、どこにルーティングするかを判断します。ポート番号やプロトコルの設定もこのリスナーで行います。
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