AWS EC2インスタンスの作成方法【初心者向け】
生徒
「この前、EC2っていう仮想サーバーについて教えてもらいましたが、実際にどうやって作るんですか?」
先生
「EC2インスタンスは、AWS(エーダブリューエス)の管理画面から、誰でもかんたんに作成できますよ。インスタンスというのは、クラウド上で動く仮想サーバーのことです。」
生徒
「初心者でもできるか不安です…。パソコンに詳しくないとダメなんですか?」
先生
「心配しなくて大丈夫です。今回は、AWSのEC2インスタンスの作り方を、画像がなくてもわかるように手順で丁寧に説明しますね。」
1. EC2インスタンスとは?読み方と意味
EC2は「Elastic Compute Cloud(エラスティック・コンピュート・クラウド)」の略で、読み方はEC2(イーシーツー)です。AWSが提供する仮想サーバーサービスで、世界中で多くの人が使っています。
インスタンスとは、クラウド上で起動した仮想サーバーのことです。EC2インスタンスを作成することで、インターネット上に自分専用のコンピュータ環境を持てるようになります。
2. EC2インスタンス作成に必要なもの
EC2インスタンスを作るには、次の準備が必要です。
- AWSアカウント:まだ持っていない場合は、公式サイトから無料で登録できます。
- インターネット接続:自宅のWi-FiでOKです。
- ウェブブラウザ:Google Chrome(グーグル・クローム)やEdge(エッジ)などが使えます。
これだけで大丈夫です。パソコンの専門知識は必要ありません。
3. EC2インスタンスの作成手順
それでは、実際にEC2インスタンスを作る手順を見ていきましょう。
- AWSマネジメントコンソールにログイン
ブラウザからAWS公式サイトへアクセスして、「サインイン」から「ルートユーザー」でログインします。 - EC2サービスを選ぶ
上部の検索バーで「EC2」と入力し、出てきたEC2のサービスをクリックします。 - インスタンスを起動
「インスタンス」→「インスタンスを起動」ボタンを押します。 - 名前を設定
インスタンスの名前を「MyFirstEC2」など好きな名前にします。 - Amazon マシンイメージ(AMI)を選択
「Amazon Linux 2023」などを選びましょう。Linux(リナックス)は無料で使えるOSです。 - インスタンスタイプを選ぶ
「t2.micro(ティーツー・マイクロ)」という無料枠のタイプを選びます。 - キーペアを作成
初めての場合は「新しいキーペアを作成」をクリックして、名前をつけてダウンロードします。これは、後でインスタンスにログインするために必要な鍵です。 - セキュリティグループの設定
初期設定のままでOKです。「22番ポート(SSH)」があれば、接続できます。 - インスタンスの起動
確認画面で設定内容を見てから、「インスタンスを起動」をクリックします。
これで仮想サーバーがAWS上に立ち上がります。
4. 作成したEC2インスタンスの確認方法
インスタンスが起動すると、一覧に表示されるようになります。「ステータス」が「running(ランニング)」になっていれば成功です。
ここで、パブリックIPアドレス(インターネット上の住所)も確認できます。あとで接続に使う大事な情報です。
5. よくある質問と注意点
- 無料で使えるの?
AWSの無料利用枠を使えば、毎月750時間まで無料です(t2.microインスタンスタイプ限定)。 - ずっと起動しておくと料金がかかる?
はい。使っていないときは「停止」するか「削除(終了)」するのがおすすめです。 - 間違えて作った場合は?
いつでも削除できます。インスタンスを選択して「インスタンス状態」→「インスタンスの終了」をクリックしてください。
6. EC2のキーペアとは?初心者でもわかる意味
キーペアとは、インスタンスに安全に接続するための「カギ」のようなものです。読み方はキーペアです。
自分のパソコンに「秘密鍵(ヒミツカギ)」のファイルが保存され、それを使ってEC2インスタンスと通信することで、不正なアクセスを防ぎます。
このファイルは.pem(ペム)という拡張子で保存され、なくしてしまうとログインできなくなるので注意が必要です。