カテゴリ: AWS 更新日: 2025/11/18

AWS ELBのトラブルシューティングとよくあるエラー対処法を初心者向けに徹底解説!

AWS ELBのトラブルシューティングとよくあるエラー対処法
AWS ELBのトラブルシューティングとよくあるエラー対処法

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「先生、AWSのロードバランサーを使っているんですが、時々エラーが出てしまって困っています。どうやってトラブルシューティングすればいいんでしょうか?」

先生

「AWSのElastic Load Balancer(エラスティックロードバランサー、略してELB)はとても便利ですが、設定や通信状況によってエラーが起きることがあります。トラブルシューティングの基本を知っておけば安心ですよ。」

生徒

「具体的には、どんなエラーがよく発生するんですか?」

先生

「例えば、ターゲットがヘルスチェックに失敗したり、SSL証明書の設定が間違っていたり、セキュリティグループの設定ミスで通信できなかったりといった問題があります。それぞれの原因と対処法を順番に見ていきましょう。」

1. ELBトラブルシューティングの基本

1. ELBトラブルシューティングの基本
1. ELBトラブルシューティングの基本

ELB(イーエルビー)はAWSのロードバランサー機能で、複数のサーバーにリクエストを分散します。しかし、設定や環境によってエラーが発生することがあります。トラブルシューティングの基本は以下の3つです。

  • ログを確認する(アクセスログやCloudWatchメトリクス)
  • ヘルスチェックの状態を確認する
  • ネットワークやセキュリティ設定を確認する

この3つを順番に確認することで、多くのトラブルは解決できます。

2. よくあるエラーと原因

2. よくあるエラーと原因
2. よくあるエラーと原因

初心者が遭遇しやすいELBのエラーをまとめました。

  • ターゲットが「Unhealthy」になる:ヘルスチェックの設定が正しくない、またはアプリケーションが応答していない。
  • 504 Gateway Timeout:バックエンドサーバーが応答に時間をかけすぎている。
  • 502 Bad Gateway:ターゲットインスタンスがエラーを返している。
  • SSL証明書エラー:HTTPS(エイチティーティーピーエス)通信で証明書の設定ミスがある。
  • 接続ができない:セキュリティグループやネットワークACLが通信を遮断している。

3. ヘルスチェックに関するトラブル

3. ヘルスチェックに関するトラブル
3. ヘルスチェックに関するトラブル

ヘルスチェックとは、ELBがバックエンドのサーバーが正常に動いているかを監視する仕組みです。失敗が続くと「Unhealthy」と判定され、リクエストが送られなくなります。

解決のポイントは以下の通りです。

  • 正しいパス(例:/health)を指定しているか確認する
  • アプリケーションがリクエストに応答するよう設定する
  • タイムアウトや間隔の値を適切に調整する

4. ネットワークとセキュリティ設定の問題

4. ネットワークとセキュリティ設定の問題
4. ネットワークとセキュリティ設定の問題

ELBがバックエンドに接続できない原因の多くは、セキュリティグループやネットワークACLの設定ミスです。

チェックすべきポイントは以下です。

  • ELBのセキュリティグループが正しいポート(HTTP:80、HTTPS:443)を許可しているか
  • ターゲットインスタンスのセキュリティグループがELBからのアクセスを許可しているか
  • VPC(ブイピーシー、仮想ネットワーク)のルートテーブルやACLに問題がないか

5. SSL証明書エラーの対処法

5. SSL証明書エラーの対処法
5. SSL証明書エラーの対処法

HTTPSを利用する場合、SSL証明書の設定ミスで接続できないことがあります。

主なチェック項目は以下です。

  • 証明書が有効期限切れになっていないか
  • 正しいドメイン名の証明書を設定しているか
  • 証明書チェーン(中間証明書)が正しく設定されているか

AWS Certificate Manager(エーダブリューエス サーティフィケート マネージャー)を使うと、証明書の発行と更新が簡単になります。

6. レスポンスコードエラーの解析

6. レスポンスコードエラーの解析
6. レスポンスコードエラーの解析

アクセスログを確認すると、HTTPステータスコードが記録されています。例えば、500系エラーが多い場合はアプリケーション側に原因がある可能性があります。

  • 502 Bad Gateway → ターゲットが異常終了している
  • 503 Service Unavailable → ターゲット数が不足している
  • 504 Gateway Timeout → 処理時間が長すぎる

これらのエラーはアプリケーションの調整やスケーリングで改善できます。

7. トラブルシューティングに役立つツール

7. トラブルシューティングに役立つツール
7. トラブルシューティングに役立つツール

AWSにはトラブル解決を支援する便利なサービスがあります。

  • CloudWatch(クラウドウォッチ):メトリクスやログを監視する
  • VPC Flow Logs(ブイピーシー フローログ):ネットワーク通信を記録して解析する
  • AWS X-Ray(エックスレイ):リクエストの流れを可視化してボトルネックを特定する

これらを組み合わせることで、問題の原因を素早く特定できます。

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