カテゴリ: AWS 更新日: 2026/01/22

AWS CodeDeployでアプリケーションを自動デプロイする方法|初心者向けDevOps入門

AWS CodeDeployでアプリケーションを自動デプロイする方法
AWS CodeDeployでアプリケーションを自動デプロイする方法

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「AWSでアプリケーションを自動でデプロイできるって聞いたんですが、本当にボタン一つでできるんですか?」

先生

「AWS CodeDeployを使えば、サーバーへの配置作業をほぼ自動で進められます。人が手でコピーする必要はありません。」

生徒

「手作業と何が違うんですか?」

先生

「ミスが減り、同じ手順で何度でもデプロイできる点が大きな違いです。では、仕組みから順番に見ていきましょう。」

1. AWS CodeDeployとは何か

1. AWS CodeDeployとは何か
1. AWS CodeDeployとは何か

AWS CodeDeployは、AWSが提供するデプロイ自動化サービスです。ソースコードやビルド済みアプリケーションを、 EC2やオンプレミスサーバーへ安全に配置できます。デプロイ作業を自動化することで、 人の手による操作ミスを防ぎ、安定したリリースが可能になります。 DevOpsの現場では、継続的デリバリーやCI/CD構成の中核としてよく利用されています。

2. CodeDeployでできることとメリット

2. CodeDeployでできることとメリット
2. CodeDeployでできることとメリット

CodeDeployを使う最大のメリットは「同じ手順を毎回確実に実行できる」点です。 ファイル配置、サービス再起動、不要ファイルの削除などを自動で行えます。 また、デプロイ中にエラーが発生した場合は自動でロールバックできるため、 本番環境のトラブルを最小限に抑えられます。初心者でも運用しやすい点が特徴です。

3. CodeDeployの全体構成を理解しよう

3. CodeDeployの全体構成を理解しよう
3. CodeDeployの全体構成を理解しよう

CodeDeployは「アプリケーション」「デプロイグループ」「ターゲットサーバー」で構成されます。 アプリケーションはデプロイ対象のまとまりを表し、デプロイグループで どのサーバーに配布するかを指定します。EC2にはCodeDeployエージェントを インストールしておく必要があります。この構成を理解すると全体像がつかみやすくなります。

4. 事前準備:IAMロールとエージェント

4. 事前準備:IAMロールとエージェント
4. 事前準備:IAMロールとエージェント

CodeDeployを使うにはIAMロールの設定が必要です。 このロールにより、CodeDeployがEC2へアクセスできるようになります。 また、EC2インスタンスにはCodeDeployエージェントをインストールします。 エージェントは、AWSからの指示を受け取り、実際にファイル配置やスクリプト実行を行います。

5. appspec.ymlファイルの役割

5. appspec.ymlファイルの役割
5. appspec.ymlファイルの役割

appspec.ymlは、デプロイ手順を定義する重要な設定ファイルです。 どのファイルをどこに配置するか、デプロイ前後にどのスクリプトを実行するかを記述します。 このファイルがあることで、デプロイ手順が明確になり、誰が実行しても同じ結果になります。


version: 0.0
os: linux
files:
  - source: /
    destination: /var/www/html
hooks:
  AfterInstall:
    - location: scripts/restart.sh

6. CodeDeployによる自動デプロイの流れ

6. CodeDeployによる自動デプロイの流れ
6. CodeDeployによる自動デプロイの流れ

自動デプロイは、ソースをS3やGitHubに配置するところから始まります。 CodeDeployがそれを検知し、対象サーバーへ順番に配布します。 appspec.ymlに従ってファイルを配置し、スクリプトを実行します。 完了後は成功・失敗が管理画面で確認でき、状況把握も簡単です。

7. CodePipelineと組み合わせた活用

7. CodePipelineと組み合わせた活用
7. CodePipelineと組み合わせた活用

CodeDeployはCodePipelineと組み合わせることで、より強力になります。 ソース管理、ビルド、デプロイを一連の流れで自動化できるため、 開発から本番反映までがスムーズになります。 小さな修正でも素早く反映できる点が、現代的な開発スタイルに合っています。

8. 初心者がつまずきやすいポイント

8. 初心者がつまずきやすいポイント
8. 初心者がつまずきやすいポイント

初心者がよくつまずくのは、IAMロール設定やエージェント未導入です。 また、appspec.ymlの記述ミスも原因になりやすいです。 まずは最小構成で動作確認を行い、少しずつ設定を追加していくと理解しやすくなります。 エラー内容を確認しながら進めることが上達への近道です。

カテゴリの一覧へ
新着記事
New1
DevOps
AWS CodeBuildで自動ビルドを設定する方法【入門編】初心者向けにやさしく解説
New2
DevOps
AWS CodePipelineを使った継続的デリバリー(CI/CD)の構築方法を初心者向けに完全解説
New3
DevOps
AWSで実現するDevOpsとは?基本概念とメリットを初心者向けに徹底解説
New4
CloudFormation(インフラ自動化)
AWS CloudFormation(クラウドフォーメーション)でEC2(イーシーツー)インスタンスを自動作成する方法を完全解説
人気記事
No.1
Java&Spring記事人気No1
S3(オブジェクトストレージ)
AWS S3の料金体系をわかりやすく解説
No.2
Java&Spring記事人気No2
Direct Connect(専用線接続)
AWS Direct Connectのルーティング設計(BGP設定の基本)を初心者向けにやさしく解説
No.3
Java&Spring記事人気No3
RDS(データベース)
AWS RDSのメンテナンスウィンドウの設定方法を解説!初心者でもできるクラウドデータベースの管理
No.4
Java&Spring記事人気No4
Direct Connect(専用線接続)
AWS Direct Connectの料金体系とコスト最適化ポイント
No.5
Java&Spring記事人気No5
ファイル・ディレクトリ構造
Linuxディレクトリ構造を完全ガイド!初心者でもわかる主要ディレクトリの役割と使い方
No.6
Java&Spring記事人気No6
S3(オブジェクトストレージ)
AWS S3のデータ保護(オブジェクトロック・WORM設定)を初心者向けにやさしく解説
No.7
Java&Spring記事人気No7
Global Accelerator
AWS Global AcceleratorでALB/NLBをエンドポイントに設定する方法を初心者向けにやさしく解説
No.8
Java&Spring記事人気No8
S3(オブジェクトストレージ)
AWS S3のアクセスログを有効化する方法をやさしく解説!初心者でもできる設定手順