カテゴリ: AWS 更新日: 2026/01/20

AWS CodePipelineを使った継続的デリバリー(CI/CD)の構築方法を初心者向けに完全解説

AWS CodePipelineを使った継続的デリバリー(CI/CD)の構築方法
AWS CodePipelineを使った継続的デリバリー(CI/CD)の構築方法

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「AWSでアプリを自動でデプロイできる仕組みがあると聞いたんですが、初心者でも使えますか?」

先生

「AWS CodePipelineを使えば、ソースコードの変更から本番反映までを自動化できます。手作業が減るので初心者ほど恩恵が大きいですよ。」

生徒

「CI/CDって言葉もよく見ますが、何をしてくれる仕組みなんですか?」

先生

「簡単に言うと、コードを安全に、早く、何度でも届けるための流れです。AWS CodePipelineはその流れを一本につなぐ役割を持っています。」

1. AWS CodePipelineとは何か

1. AWS CodePipelineとは何か
1. AWS CodePipelineとは何か

AWS CodePipelineは、AWSが提供するDevOps向けのサービスで、ソースコードの変更をきっかけに、ビルド、テスト、デプロイまでを自動で実行します。継続的デリバリー、CI/CDの中心となる存在で、GitHubやCodeCommitと連携し、クラウド上で安全に処理を進められます。人の手で行っていた作業を自動化することで、作業ミスの防止や作業時間の短縮につながります。

2. CI/CDの基本的な考え方

2. CI/CDの基本的な考え方
2. CI/CDの基本的な考え方

CI/CDは、継続的インテグレーションと継続的デリバリーの略です。コードを書いたらすぐにまとめて確認し、問題がなければそのまま反映する流れを作ります。例えるなら、料理を一品ずつ味見しながら作るようなものです。最後にまとめて確認するより、失敗にすぐ気づけます。AWS CodePipelineは、この一連の流れを自動で回すための通り道になります。

3. CodePipelineで使われる主なAWSサービス

3. CodePipelineで使われる主なAWSサービス
3. CodePipelineで使われる主なAWSサービス

AWS CodePipeline単体ではなく、周辺サービスと組み合わせて使います。ソース管理にはCodeCommitやGitHub、ビルドにはCodeBuild、デプロイにはCodeDeployやElastic Beanstalkを利用します。それぞれ役割が決まっており、CodePipelineはそれらを順番に実行する司令塔です。初心者はまず、役割分担を意識すると理解しやすくなります。

4. CodePipelineの全体構成イメージ

4. CodePipelineの全体構成イメージ
4. CodePipelineの全体構成イメージ

基本構成は、ソース、ビルド、デプロイの三段階です。ソースではコードの変更を検知し、ビルドで動作確認用の処理を行い、最後にサーバーへ反映します。これらを一つのパイプラインとして定義します。一度作れば、次回からは自動で同じ流れが実行されるため、作業の再現性が高まります。

5. AWS CodePipelineの作成手順

5. AWS CodePipelineの作成手順
5. AWS CodePipelineの作成手順

AWSマネジメントコンソールからCodePipelineを選び、パイプラインを作成します。名前を決め、ソースとしてGitHubやCodeCommitを選択します。その後、ビルドステージでCodeBuildを指定し、最後にデプロイ先を設定します。画面に沿って進めるだけなので、専門的なコマンドを覚えなくても構築できます。

6. ビルドステージの設定例

6. ビルドステージの設定例
6. ビルドステージの設定例

CodeBuildでは、どのようにビルドするかを設定します。設定ファイルに手順を書くことで、毎回同じ処理を実行できます。これにより、ローカル環境と本番環境の差異を減らせます。


version: 0.2
phases:
  build:
    commands:
      - echo Build started
      - echo Build finished

7. デプロイの自動化がもたらすメリット

7. デプロイの自動化がもたらすメリット
7. デプロイの自動化がもたらすメリット

自動デプロイにより、人がボタンを押す必要がなくなります。夜間や休日でも安定して反映でき、作業漏れを防げます。特にチーム開発では、誰が作業しても同じ結果になる点が大きな利点です。AWS CodePipelineを使うことで、開発スピードと安全性の両立が可能になります。

8. 初心者がつまずきやすいポイント

8. 初心者がつまずきやすいポイント
8. 初心者がつまずきやすいポイント

権限設定やサービス間の連携で戸惑うことがあります。IAMの設定不足でエラーが出る場合が多いため、エラーメッセージをよく読むことが大切です。最初は小さな構成で試し、徐々に拡張していくと理解が深まります。

カテゴリの一覧へ
新着記事
New1
ファイル・ディレクトリ構造
Linuxのディレクトリ構造がWindowsと違う理由を徹底解説!初心者でもわかるファイルシステムの基本
New2
DevOps
AWS CodePipelineを使った継続的デリバリー(CI/CD)の構築方法を初心者向けに完全解説
New3
ファイル・ディレクトリ構造
Linuxのルートディレクトリとは?初心者向けにファイル構造の基本を完全解説
New4
DevOps
AWSで実現するDevOpsとは?基本概念とメリットを初心者向けに徹底解説
人気記事
No.1
Java&Spring記事人気No1
S3(オブジェクトストレージ)
AWS S3の料金体系をわかりやすく解説
No.2
Java&Spring記事人気No2
S3(オブジェクトストレージ)
AWS S3のデータ保護(オブジェクトロック・WORM設定)を初心者向けにやさしく解説
No.3
Java&Spring記事人気No3
Direct Connect(専用線接続)
AWS Direct Connectのルーティング設計(BGP設定の基本)を初心者向けにやさしく解説
No.4
Java&Spring記事人気No4
S3(オブジェクトストレージ)
AWS S3のアクセスログを有効化する方法をやさしく解説!初心者でもできる設定手順
No.5
Java&Spring記事人気No5
Direct Connect(専用線接続)
AWS Direct Connectの仮想インターフェース(VIF)とは?初心者向けにやさしく解説
No.6
Java&Spring記事人気No6
RDS(データベース)
AWS RDSのメンテナンスウィンドウの設定方法を解説!初心者でもできるクラウドデータベースの管理
No.7
Java&Spring記事人気No7
S3(オブジェクトストレージ)
AWS S3イベント通知を設定してLambdaをトリガーする方法を初心者向けに解説!
No.8
Java&Spring記事人気No8
VPC(プライベートクラウド)
AWS VPCでNATゲートウェイを構成してプライベートサブネットから外部アクセスする方法を初心者向けに解説!