カテゴリ: AWS 更新日: 2025/10/20

AWS VPNのルートテーブル設定と通信確認を完全ガイド!初心者でもできる仮想プライベートネットワークの基本

AWS VPNのルートテーブル設定と通信確認の手順
AWS VPNのルートテーブル設定と通信確認の手順

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「AWS VPN(ブイピーエヌ)を使って、オンプレミスとAWSのネットワークをつなげたんですが、ルートテーブルの設定がよく分かりません……。」

先生

「良いですね!AWS VPNの通信を正しく行うには、ルートテーブル(ルート設定)と疎通確認がとても重要ですよ。」

生徒

「なるほど!具体的にどこを設定して、どうやって通信確認をすればいいですか?」

先生

「それでは、初心者向けにAWS VPNのルートテーブル設定と、pingで通信確認する方法を一緒に見ていきましょう!」

1. AWS VPNとは?

1. AWS VPNとは?
1. AWS VPNとは?

AWS VPN(ブイピーエヌ)は、Virtual Private Network(バーチャル・プライベート・ネットワーク)の略で、AWSクラウドとオンプレミス環境(自社のサーバー)を安全に接続するための技術です。インターネット上でも暗号化された安全な通信ができるため、多くの企業がAWS VPNを使ってハイブリッドクラウド環境を実現しています。

2. AWS VPNで必要なルートテーブル(Route Table)とは?

2. AWS VPNで必要なルートテーブル(Route Table)とは?
2. AWS VPNで必要なルートテーブル(Route Table)とは?

ルートテーブルとは、AWSの仮想ネットワークであるVPC(ブイピーシー)の中で、通信をどこに送るかを決める「道案内表」のようなものです。VPN接続では、オンプレミスのネットワーク宛の通信が、VPN経由で送られるように設定する必要があります。

たとえば、オンプレミス側のネットワークが192.168.100.0/24だった場合、このネットワーク宛の通信をVirtual Private Gateway(バーチャル・プライベート・ゲートウェイ)へルーティングするようにルートテーブルを設定します。

3. AWS VPNのルートテーブル設定手順

3. AWS VPNのルートテーブル設定手順
3. AWS VPNのルートテーブル設定手順

ここでは、AWSマネジメントコンソールを使った設定方法を解説します。

  1. VPCダッシュボードにアクセス
    まず、AWSのコンソールから「VPC(ブイピーシー)」サービスに移動します。
  2. 「ルートテーブル」を選択
    左メニューから「ルートテーブル」をクリックし、対象のルートテーブルを選びます。
  3. 「ルートを編集」ボタンをクリック
    ルートテーブルの詳細ページから「ルートを編集」を選びます。
  4. 新しいルートを追加
    • 送信先(Destination): オンプレミス側のネットワークアドレス(例:192.168.100.0/24)
    • ターゲット(Target): virtual private gateway(仮想プライベートゲートウェイ)を選択
  5. 「変更を保存」して完了

このルート設定により、AWS側からオンプレミス宛ての通信がVPNを経由するようになります。

4. セキュリティグループとネットワークACLの確認

4. セキュリティグループとネットワークACLの確認
4. セキュリティグループとネットワークACLの確認

ルートテーブルを正しく設定しても、セキュリティグループやネットワークACL(アクセスコントロールリスト)が通信をブロックしていると、接続できません。以下を確認しましょう:

  • セキュリティグループ: 対象のEC2インスタンスに対して、オンプレミスのIPレンジからの通信(例:TCPの22番ポートやICMP)を許可する
  • ネットワークACL: VPC内のサブネットが双方向で通信できるように、適切な許可ルールを設定

5. 通信確認の方法(pingとtraceroute)

5. 通信確認の方法(pingとtraceroute)
5. 通信確認の方法(pingとtraceroute)

ルートテーブルやセキュリティグループを設定したあとは、疎通確認を行います。よく使うのがpingtracerouteコマンドです。

pingは、相手のホストに到達できるかどうかを確認するコマンドで、ICMP(アイシーエムピー)という通信プロトコルを使います。

ping 192.168.100.1

これで、オンプレミスのサーバーに応答があれば、VPN接続が正しくできている証拠です。応答がない場合は、次の点を確認します:

  • ルートテーブルの設定が正しいか
  • セキュリティグループがICMPを許可しているか
  • オンプレミス側のファイアウォールがpingを許可しているか

6. トラブルシューティングのヒント

6. トラブルシューティングのヒント
6. トラブルシューティングのヒント

もし通信がうまくいかない場合は、以下のチェックポイントを確認しましょう。

  • VPN接続ステータス: VPNの状態が「Available(使用可能)」になっているか
  • Customer Gateway(カスタマー・ゲートウェイ): オンプレミス側の設定とIPが一致しているか
  • トンネルの状態: CloudWatch(クラウドウォッチ)でVPNトンネルの状態を確認する

VPN接続の構成ミスや、トンネル切断も原因になりやすいので、こまめにログを確認するのがポイントです。

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